婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

NHKスペシャル「AIに聞いてみた」

 

昨晩、NHKの「AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン」

~超未婚社会 ニッポン結婚したい人へのヒント満載!~

 

という、マツコさんと、有働由美子さんが出ている番組を見ました。

(職業柄、結婚関連は、なるべくチェックするようにしてまして…)

 

初めて見ましたが、人口知能AIを使って、様々なジャンルを探っていく…と、いう、シリーズもので、昨晩は結婚をテーマにして、どういうキーワードが「結婚できる」「結婚できない」に結びつくのか?ということを、やっていました。

 

番組の最後の方に、愛媛県の自治体がやっている婚活支援センターのデータを元に「交際成立のための重要度ランキング」を出していました。

 

男女とも、最も重要視するのは「趣味:ファッション」という結果でした。

 

解説では「ファッションに力を入れすぎると、相手に敬遠される」=「見た目へのこだわりが結婚と破局を分ける紙一重」ということ。

 

その結果を受けて「ファッション」というもの自体を封印するため、参加者全員がマントを着て、お見合いパーティーをしてみたところ、いつもよりカップル成立率が高かった。

ということでした。

 

ふーん、なるほど…、と思いました、が、

 

私は、もし、婚活している人が皆「ファッションに力を入れる必要はないんだ…、力をいれちゃいけないんだ…」と、思ってしまったら“よくないな”と感じてしまいました(そう単純には思わないかもしれませんが…)

 

別にNHKに、いちゃもん?を付けるつもりは毛頭ありませんが…(ホントです)

 

ですが、お見合いという場面では、男女とも、TPOに合った、そして、普段の自分よりも、ちょっとだけ、気を使ったファッションは、絶対に必要だと思っています。

 

確かに、ファッションにこだわり過ぎると、自己主張が強そう…とか、結婚してからお金が掛かりそう…、と思われてしまう…と心配になるかもしれません。

 

ですが、それでも「素」でいい、ということとは違います。

 

 

「本当(素)の自分を好きになってもらいたい!」という気持ち、

「相手の本質(素)を分かって好きになりたい!」という気持ち。

そういった気持ちも分かります。

 

ですが、お見合いの時

女性が「すっぴん」でいいのか?男性が、寝ぐせのついた頭でいいのか?

といったら、間違いなくNOです。

 

お化粧も、ヘアースタイルも「身だしなみ」の一つです、

そして、服やバック=「ファッション」も身だしなみの一つです。

 

別に、シャネルのスーツに、ルイヴィトンのバックを身につけなさい!といっている訳ではありません。

 

男女が「結婚」という目的のために初めて会う「お見合い」という場に合った、ファッション。できるなら、いつものではなく「ちょっとだけ」普段の自分より「気を使った」「TPOに合わせたファッション」をするべきです。

 

決して、自分を大きく見せるとか、無理に不相応に見せるということではなく、その「ファッション」を含めて、その人自身です。

 

そして、それは「相手への気遣い」でもあります。

 

 

そこだけは、取り違えないでいて欲しいと思います。

老婆心ながら。