婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

アメリカと日本の距離

 

嬉しいお知らせがありました!

 

年が明けて、立て続けにアメリカ在住の二人の男性会員が「真剣交際」に進みました。

 

「真剣交際」というのは、結婚相談所で使われる“用語”で、お見合い→交際→真剣交際→成婚、といった、婚活のステータスを表します。

 

結婚相談所ではまず「お見合い」をおこない、お互いにまた会いたいとなれば「交際」に進みます。

その後、本気で結婚を考えてきたいというお気持ちになったら「真剣交際」というステータスに進みます。

実はこの「交際」と「真剣交際」は結婚相談所でのルールも全く違ってきます。

 

結婚相談所では、「交際」の段階までは、新たな「お見合い」をすることができ、並行して複数の人と交際することができます。あくまでも、節度ある交際です。

 

その間は(ちょっとリアルな言い方になってしまいすが…)「比較」「検証」するという作業を繰り返して、最も自分に合った人を見極めていきます。

 

そして、お互いが「この人!」と決意したら、交際相手を1人だけ絞り「真剣交際」に進みます。

真剣交際に入ると、他の方との「お見合い」はできません。

 

イー・マリッジに関して言うと「真剣交際」に入ったカップルの9割以上はそのまま「成婚」されていきます。

 

ですので、会員様にとって「真剣交際」に進むということは、婚活の一つの大きな壁を越えたということであり、限りなく「成婚」に近づいたということです。

 

 

今回のアメリカ在住の男性会員は、お二人とも「お見合い」から2ヵ月弱での「真剣交際」となりました。

 

通常、日本国内だとこれぐらいのスピードで真剣交際になる方は結構多いのですが、海外在住で、しかも特に日本との距離のあるアメリカの方が、このスピードで真剣交際までいったのは、とても早かったほうです。

 

イー・マリッジの海外の会員様は、比較的東南アジアにお住いの方が多いです。

シンガポールやタイからは、金曜日の夜に出れば、土曜の朝に日本に着き、日曜日の深夜便で帰れば、ほぼ丸二日、日本に滞在できます(体は大変ですが…)。
LCCも多く飛んでいるので航空料金もリーズナブルな場合が多いです。

 

ですが、アメリカからだと、最低4~5日間の日程が必要になり、また料金もそれなりに掛かります。ですので、東南アジアの方たちに比べ、どうしても「直接会う」という点では婚活が不利になります。(但し、海外の方の場合は1回の一時帰国中に複数日デートされます)

 

今回は、クリスマス休暇を挟み、一時帰国しやすい時期ではあったこともあり、お二人とも、この間2度ほど帰国されお会いにならていました。

 

また、他にお二人に共通していたことは、この1ヵ月半チャット(LINE・Skype等)を意識的に努力してやっていたそうです。

 

♪C’mon baby アメリカ どっちかの夜は昼間♪♪ なので…時差も大変だったと思うのですが…(笑)

 

日本にお住いの方同士でも、交際中に会われる頻度は2~3週間に1度ぐらいで、実際に会ったのは3~4回程度で真剣交際に進むという方はとても多いです。

 

それぐらい会っただけで大丈夫なの?と思われる方も多いかと思いますが、今は、実際に会わなくてもネットやSNSが「お互いの距離を縮めること」「お互いを深く理解すること」にとても有効です。

 

ネットやSNSは、ある意味、大正時代や昭和初期の純文学に出てくる「手紙」と同じなので…

 

離れて暮らしている二人にとっては、むしろ、より思いを募らせ、愛を深めてくれる、有効なツールなんだと思います。

 

お二人が順調に、納得いく「成婚」まで進めるよう、願っています。