婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

お見合いは、あくまでお互い対等な場

 

「今日のお見合いのお相手は、普通にお話も楽しくて、良い人そうだった。でも、結婚となるとちょっと違うかなぁ。申し訳ないけれど、今回はお断りにしよう…」

 

そうご自身の気持ちは決まっているのに、

 

「でも、お相手はどう思ったんだろう?」

「私、何か失礼なこと言ってしまったかな…嫌な思いをさせてしまってないかな…」

 

そんなふうに、相手の反応が気になって仕方がない、という方が時々いらっしゃいます。

 

 

たしかに、縁あって出会い、お見合いの時間を共有したのですから、「良い時間だった」と感じてもらえるように、にこやかに、なごやかに、会話を楽しもうとする心がけはとても大切です。

 

これはまさに、お見合いの「キホンのキ」。

 

今後のお見合いでも、ぜひ意識していただきたい姿勢です。

 

 

ですが、それを「気にしすぎる」ようになってしまうと、本来の目的から少しずれてしまいます。

 

「楽しませなきゃ」「良い人だと思ってもらわなきゃ」という思いが強すぎるあまり、相手の顔色をうかがってばかりになり、自分を出せなくなってしまっては本末転倒です。

 

お見合いが、まるで“接待”のようになってしまわないように、気をつけましょう。

無理に話を盛り上げたり、自分を良く見せようとしすぎたりすると、かえって本当の魅力が伝わらなくなってしまいます。

 

お見合いは、あくまでお互い対等な場。

どちらかが一方的に気を遣い続けなければいけないものではありません。

 

もちろん、お見合いした全ての方から「ぜひまたお会いしたいです!」と交際希望をいただけたら理想的です。

でも、それが「本当のあなた」を見たうえでの希望でなければ、意味がありません。

 

「本当のあなた」を知って、「この人となら一緒に歩んでいきたい」と思ってもらえること。

それが何より大切なことです。

 

結婚するお相手は、たった一人です。

誰にでも気に入られなければ…なんて、思いこまなくても大丈夫ですよ。

 

人に気を遣える優しさは、素晴らしい魅力です。

でも、それが「自分らしさ」を隠してしまうほど強くなりすぎないように、時には少し肩の力を抜いて、素の自分でお見合いに臨んでみてくださいね。

 

 

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