婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

自分に合った人をどこからともなく連れてきて紹介してくれる(??)

 

「希望条件に合う人を、毎月、〇〇名、ご紹介します!」と謳っている、結婚相談所の広告を見かけることがあるかと思いますが、入会前には必ず“その意味”を確認したほうがいいです。

 

 

昔の、お見合いおばさん(おじさん)たちは、知り合いや、知り合いの知り合いから、息子さんや、娘さんたちの結婚を“委託”されていました。

 

「良い人がいたら紹介してくださいね」と。

 

なので、「あなたに合う人がいるのよ~」「一度会ってみない?」と、半ば強引(?)に“紹介”することができました。

 

 

ですが、今の結婚相談所は、そういった紹介はしません。できません。

 

現代の結婚相談所は、基本どこかの連盟に加盟しています。

そして、その連盟内で、お見合い相手を探していきます。

 

 

ですので、「誰でもいいからお見合いさせて下さい!」と言う人同士でもない限り(そんな人は、さすがにいません…笑)、婚活カウンセラーの思い一つで、半ば強引に、お見合いをさせるなんてことは不可能です。

 

 

でも、考えてみて下さい。

 

今の、この、個人の意思と権利が最大限尊重される時代に、自分に合った人を、どこからともなく自動的に連れて来てくれる(=紹介してくれる)というほうが、なんだか変な感じがしませんか?

 

少なくとも、事前に、「この人だったら会ってもいいかな~」という、お互いの意思の確認が取れて初めて、お見合いは、するべきなんだと思います。

 

実際には、昔の、お見合いおばさんも、写真と釣書(プロフィール)を事前に両方に見せて、両方がOKであれば、お見合いへGO!という流れでした。

 

そのプロセスが、今は、“連盟のシステム上でのマッチング”に、代わったというだけのことです。

 

 

昔も今も、自分に合った人を、どこからともなく連れて来て、“紹介”してくれるなんてことは無いんです。

 

 

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