婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

好きは好きでも色々な好きがある

 

「好きです!」「愛してます!」「あなたのことで頭がいっぱいです!」という感情が“有って” 結婚することが理想だと思います。

 

大正か、明治か、江戸時代の親同士が決めた結婚では無いのですから、たとえ結婚相談所の婚活だとしても、令和5年の、21世紀に入って既に23年も過ぎている今の時代なのですから、少なくとも「好き!」と思えて、初めて、結婚に進むべきです。

 

 

ですが…

 

その「好き」という感情には、実は、「これ!」といった定義がありません。

人それぞれ、ケースバイケースで、結構、それなりに、違うと思います。

 

 

見た目がカッコイイから、カワイイから、話が面白いから、気が合うから、尊敬できるから、頭がいいから、経済力があるから、優しいから「好き」…等々。

 

そもそも、よく考えてみれば、「なにもかもが好き!」というよりも、「ここが好き」という、“ある部分”が起因となって「好き」と感じていることも“当然ながら”あるはずです。

 

 

ですので、“今、目の前にいる人のこと”を、「ホントに好きなんだろうか?」と、疑心暗鬼に感じることも、特に、交際期間が物理的に短い結婚相談所の婚活では、間々あることだと思います。

 

極論を言えば、恋愛は「好き」でなければやっていられませんが、結婚は、「尊敬できる」、「ほっとできる」、「安心できる」といった感情があるだけで十分成立します。
(むしろそっちのほうが大事な時もあります。笑)

 

 

とはいえ、“それだけの感情”で結婚の決断をするには、さすがに不安を感じると思います。

 

その場合は…

 

まずは、お相手のどういったところが、「好き」とまではいかなくても、「良い」と感じているのかを明確にしてみることです。

 

その次に、その「良いところ」が、「自分にとって“心地良い”ものか?」を考えてみて下さい。

 

世間一般とか、道徳的とか、社会通念上とかは除外して、単に、それが「自分にとって良いかどうか?」だけ、あくまでも“自分本位”で考えてみて下さい。

 

 

それで「良い」と感じるのなら…

 

それが「好きです!」「愛してます!」「あなたのことで頭がいっぱいです!」に変わっていくのは時間の問題です。

 

 

「ホントに好きなんだろうか…」と婚活をしていて、そんな感情を抱いたのなら、そんな風に考えてみたらどうでしょうか。