なぜ“小さな結婚相談所”が存在しているのか
NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」に出てくる東大阪の町工場を見ていると「結婚相談所と似ているな~」と思ったりします。(んっ??)
今のような日本の経済環境の中で、町工場、中小零細企業に対して、いろいろな意見があるのかとも思いますが…、それでも「そこで無ければできない ”技術” があるから」それらは必要とされ、存在しているのだと思います。
結婚相談所というところも、まさに、中小零細個人企業の集合体です。
そもそも、元々の成り立ちが、おばさん、おじさんの個人的な“おせっかい”から始まっている業態なので、今も結婚相談所のほとんどが個人経営です。
現在、結婚相談所は、全国に5~6千社あると言われています。
一般的に耳にしたことがあるような大手の結婚相談所は、その中で数社程度ですので、99.9…%が個人経営に近い零細・個人の結婚相談所です。
其々の規模は、会員数が数人程度のところから、数百人規模のところまで様々です。
新規で開業される相談所も多いですし、その逆に、経営的に厳しくなったり、また後継者がいなくて廃業されるところもあります。
まさに、日本の中小零細企業の構図と同じなのかと。
ただ、製造業の町工場と、結婚相談所業の小さい相談所では、その業界の中での役割が違っています。
日本の産業構造の中では、町工場の役割は、大手企業の一次、二次、三次下請けというところが多いと思いますが、結婚相談所の場合は、中小零細でも、個人経営でも、完全に独立した立場です。
ひとつひとつ(一人一人)完全なカスタムメイドであり、その “技術” に、大きい、小さいは、全く関係ありません。
また、そもそも、結婚相談業は “量産” を競うことに意味の無さない産業です。
ですので、21世紀も、そろそろ4分の1が経とうとしている令和5年の現在でも、これだけ“小さな結婚相談所”が、存在している、必要とされているのだと思います。
結婚相談所で婚活する目的はただ一つ「結婚すること」です。
そこに、大きい、小さいで、結果が左右されるようなことは、ありません。
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