【婚活ノート。番外編】捨てる神あれば、拾う神あり
実は…
我が娘、トイプードルの“あゆん”の、トリマーさんが辞めることになってしまって…(衝撃)
そのトリマーさんは、あゆんの、生まれて初めてのトリミングの時から、お願いしていた方で、かれこれ4年半、毎月お世話になっていました…(悲)
過去に一度だけ、同じお店の他の方にトリミングをしてもらったことがあったのですが、あゆんが“かなりてこずらせた”ようで…(恐縮)
それ以来、何があっても、そのトリマーさんにお願いしていて、2年前にお店を移られたときも、その移られた先まで追いかけていって(ストーカー?笑)
「この人に捨てられたら、あゆんも私も生きてはいけない!一生この人に付いていかなければ…」ぐらいの悲壮感(??)を持って、今まで、やっていただいたのですが…
「すみません。この度、トリマーを辞めることになりまして…申し訳ございません」と…。(青天の霹靂)
「とんでもないです。こちらこそ、こんな愚娘にお付き合いいただきまして」となんとか笑顔を作り、お礼を言うも…頭は真っ白。
「これから、どうしよう!!!!!!」
何も考えられない状態の頭から、なんとか絞り出して考えたのが、あゆんの性格をほぼ知ってくれている、かかりつけの動物病院。
その最後のトリミングの後、そのまま、ふらふらになりながら駆け込み「すみません。この子のトリマーさんが辞めちゃって、これからどうしようかと…」
「そんなの自分でネットで調べろ!」「ここは病院やぞ!」「一昨日きやがれ!」と、そんな冷たいことは言われず…(今考えてみれば、そう言われても仕方がなかったかもしれませんが…笑)
先生が、あゆんを抱きかかえながら「この子は、まあ結構やんちゃなところもありますけど…笑、でもこうやって、トリマーさんがやるようにあごの下の毛を触っても、怒ったり噛んだりはしないので、そこそこベテランのトリマーさんだったら大丈夫だと思いますよ。紹介しましょうか?」と。
0.001秒(??)で「ありがとうございます!」と最敬礼。
早速、家に帰って、教えていただいたトリミングサロンに電話をかけ、「あの~」と、一から説明をすると「わかりました。一度やってみましょう」と、まさに天使の声。
でも…
それから1ケ月間、私もあゆんも頑張りました。
既に4歳半で、犬としては立派な大人ではありますが、「今からでも、まだ遅くない!」という強い意思を持って、出来る限り、あらん限りの「トリミング向けトレーンニング」(自己流!?)を慣行しました。
その成果が試された運命の日。
昨日、その新しいトリミングサロンにお伺いしました。
あゆんも何かを感じ取ったのか?いつもと違う緊張感のようなものを抱いていたと思います。
「あゆん頑張って!ママとのトレーニングの成果を出して!」
それから2時間半後…
住宅街の奥まった、隠れ家的な、そのトリミングサロンに、あゆんを迎えに行くと…
「あゆんちゃん大丈夫でしたよ。顔の周りを切った時は、ちょっとだけイヤイヤもありましたけど、そんなに問題もなくて。これからやっていくうちにもっと慣れてくるだろうし、爪切りを嫌がったりする子もいますけど、そんなことも全くなかったし、シャンプーも気持ちよさそうにしていましたよ」
「あ、ありがとうございます!」(涙目)
「あゆん、よく頑張った!」(涙目×2)
この1ケ月間、重くのしかかっていた「あゆんトリミング問題」が解決された安堵感が体中に溢れ出てくるのを感じました。(大袈裟)
帰る時は、外は既に暗くなっており、車のバックミラーに写る、その隠れ家的なトリミングサロンの明かりが、「森は生きている」の中に出てくる、月の精達の焚火の明かりのように感じられました。(笑)

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