婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

実家暮らし

 

お相手に求める条件として、「実家暮らしではない人が、いいです…」と言われる方が稀にいらっしゃいます。

 

男性でも女性でも、ある程度の年齢になったら、親元から離れて「自立」しているほうが、結婚相手としては「なんだか安心できる…」ような、気がするのだと思います。

 

確かに、その気持ちは、分からなくもありません。

 

 

ただ…

 

人には様々な事情や、考えがあります。

 

 

ですので、すぐに「実家暮らし」=「自立していない」と決めつけてしまうのは早計かもしれません。

 

もしかしたら「私立の中高一貫校出身の人は、お坊ちゃん(お嬢さん)」「港区に住んでいる人は全員お金持ち」「10年近くも駐在妻をやっていたら英語ペラペラ」ぐらい“誤った認識”かもしれません。

 

 

そもそも、その人が「自立しているかどうか?」は、そんな外形的要因で決まるものではありません。

 

「ず~っと実家暮らしです!」という人でも自立している人もいるでしょうし、「大学時代から10数年以上一人暮らしです!」と言う人でも、実は「精神的には自立していない」という人も、普通にいると思います。

 

ですので、お見合いの時、交際している時に“それを”自分自身で確認しなければいけません。

 

この「実家暮らしの件」だけに限ったことではなく…

 

「こういう人はこう」「こんな人はこう」といった、まことしやかに世間で囁かれる“婚活にまつわる噂”については、それを鵜呑みにすることなく、自分の目で見て、耳で聞いて“現地現物”で判断してください。

 

 

イメージ先行、噂先行、過去の経験先行で、門戸を狭めてしまったら、「もったいないこと」が、たくさんあるような気がします。

 

 

実家暮らし