結婚は必要か? -自由を奪われる編-
「良く聞こえない」という夫の一言で、妻が黙ってテレビのボリュームを上げるという鮮やかな連携プレー?が、我が家で繰り広げられた昨晩の物凄い豪雨から一転、今日は朝からすっきりと青空。
そんな“夫婦のありかた”が良いかどうかは、朝まで生テレビ的なところで議論したら、それこそ朝まで議論は尽きないのでしょうが…笑
我が家的には、今となってはと言うか…、
元々、そんなことを考えることすらなかったというのが正直なところでして。
とはいえ、そんな感じのことも含めて、
結婚生活というものが、何だか色々と制約される、自由を奪われるような気がして「積極的に結婚をしたいと思わない」という人もいらっしゃるのかと…
なので、今日の「人にとって結婚は本当に必要なのだろうか?」は、このテーマについて考えてみます。
「自由を奪われる」ということは、人にとって、本能的と言っていいぐらい耐え難い苦痛なのだと思います。
一人一人、個々に意思を持って生きている限り、その自分の意思に反するものを受け入れるということは、少なからずの抵抗を感じるものです。
ですが、社会の一員として暮らしている以上、必ず、何かしらルールには縛られるものですし、学校や、会社等の共同体に属せば、さらに自分の意思にそぐわないものにも従わなければいけない時もあります。
生きていくためには、自分の意思を曲げる、自分を殺すことも必要です
ただ、そうでないこと、別に生きていくのに必要ではないことにまで「それをする意味があるのか?」といった素朴な疑問を持つこともあります。
その代表的なものが「結婚」なのかと。
「子孫を残したい」というのは、ある意味人間が生き続けていくために必要なことなのではあるのですが、そのために、自由を奪われるリスクのある結婚という選択を取る必要があるのだろうか?…と。
(そのリスクをなるべく軽減する意味もあって、欧米等では「事実婚」のような「結婚のかたち」が広く選択されてきたのかもしれませんが…)
ただ一つ言えることは…
「自由」というものの捉え方は、その時々の自分の「人生観」「世界観」「価値観」によって変化し続けるものです。
子供の頃と大人になってから、去年と今年、昨日と今日で、違っているものです。
極論すると…
「自由を奪われても構わない」と思った、その時に、結婚を考えてみればいのではないでしょうか。
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