ゲゲゲの女房(再放送)
何となくテレビをチェックしていたら。
最近は平日の夕方に、過去のNHKの朝ドラが再放送されているんですね。
今は、漫画家の水木しげるさんと、その奥さんの生涯を描いた「ゲゲゲの女房」が放送されているようです。
「ゲゲゲの女房」と言えば、向井理さんと松下奈緒さんが主演で、いきものがかりの「ありがとう」の主題歌も印象的な、夫婦愛を描いた「名作」です。
リアルタイムで放送されていた時は、ちょうどシンガポールに住んでいて、夢中で見ていた記憶があります。
当時、東南アジアの駐在員の楽しみの一つは、唯一の日本のテレビである「NHKワールドプレミアム」を見ることで…
シンガポールは-1時間の時差なので、我が家もちょうど夫が出勤する前に、朝ごはんを食べながら見ていました。
今は、インターネットでyoutubeなんかの動画も、普通に見られるようになりましたし、NHKワールドプレミアムが、そこまでの「楽しみ」でもなくなったかもしれませんが…
さて。話しは「ゲゲゲの女房」に戻りますが…
主人公の布美枝さん(松下奈緒)は、結婚前は、引っ込み思案で、背が高いことがコンプレックスという設定です。
一度、二十歳ぐらいの時に「お見合い」の話があるのですが…、
お相手から「背が高いから」という理由で、会ってももらえず断られます。
努めて明るくふるまう布美枝に、祖母(野際陽子)が、自分の嫁入り道具のかんざしを渡すシーンがあります。
布美枝は「釣り書きだけで、私落第した…」と祖母に心情を吐露します。
それに対し祖母は「落第したのは相手の方で、背がどうの…と言って、会ってみようともしないのは、布美枝の嫁ぎ先としては不合格、落第したのは相手の方」ときっぱり。
そして「今回はご縁が無かった、ただそれだけのこと」と優しく言います。
結婚相談所では、日常のことでもあるのですが…、本当に身につまされる話…。
でも、野際陽子さん(祖母)の言うことが、本当にその通りで、上手くいくも、いかないも、全てが「ご縁」。
ただそれだけのことです。
気にせず、忘れればいいだけのことです。
その後に、王子様(?)のような、向井理さんと出会えるのですから…
現実の世界では…、さすがに向井理は、難しいかもしれませんが…笑
それでも、自分にとっては、王子様、お姫様と、そう思える、お相手に出会えると、信じていいんだと思います。
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