それは妥協なのか?
“婚活に妥協する必要はありません”
”希望するお相手の条件を下げる必要はありません”
とはいえ、結婚相談所の現実として…
年収1000万円以上、身長175cm以上、東大・京大・早慶以上といった「3高」の男性ばかりにお見合いを申し込んでいても、マッチングする確率は低くなります。
なので、婚活カウンセラーとしては、「もう少し、幅広いお相手に申し込んでみたらどうでしょうか?」といったアドバイスをさせていただきます。
ですが、それはそれで…
「なんやねん!妥協せんでええて言うてたやん!」と、おっしゃられる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今日は、「妥協とは何か?」について考えてみたいと思います。
「婚活」という括りの中で、ステレオタイプ的な視点から考えてみますと、前段で述べた「3高」というのが、この令和の時代?になっても、ヒエラルキーの最上位にあって、そこから少しでも下がっていくと「妥協」と捉えられることが多いのかと思います。
確かに、「妥協」と言えば、そうなのかもしれませんが…
ただ、敢えて、言わせていただきますと…
それはあくまでも「今、自分が勝手に設定している基準」に対してのものに過ぎません。
違う言い方をすると、まだ一度も働いた経験の無い大学生がイメージだけで選んでいる「人気企業ランキング」に近いと思います。
(大学生の皆さん、巻き込んでごめんなさい。笑)
年収1000万円の男性を希望されている方に、「300万円でいいでしょ!」と言うつもりはありません。
でも、100万円、200万円少ない、年収800万円、900万円の男性であっても、性格が物凄く良い、もの凄くやさしい、もの凄く気が合うのであれば、結婚生活は圧倒的に豊かなものになるはずです。
(身長も同じかと…)
また学歴も、早慶じゃなくても、明治、立教、青学、その他の大学の出身者でも、博識な人、頭の回転が速い人はいっぱいますし、仕事ができる人、出世する人も沢山います。
ですので「妥協…」と捉える前に…。
『今、自分が勝手に設定している基準の延長線上に、必ずしも、自分が思い描く幸せな結婚生活があるとは限らない…』ということを、一度、想像してみて下さい。
どんな人気企業に入社できたとしても、全ての人が100%満足して定年まで勤めるということはありません。
「思っていたのとは違う…」と転職していく人もいます。
それは本当に妥協なのか?
もう一度考えてみて下さい。

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