婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

婚活の潤滑油

 

トリミングした“あゆん”を抱っこしながら、
「カワイイ~!」「こんなカワイイ子見たことない~!」「世界で一番カワイイ~!」と、「カワイイ!」を、連呼して…

 

「なんて、親バカなんだろう…」といった思いが、頭の片隅をよぎりつつも、

「いいのよ、あゆんも褒められて、嬉しそうだし(多分)」
「この子を褒めて、勘違いして、いけ好かない女(?)になったとしても、誰に迷惑を掛けるわけでもないんだから(だって犬だもん)」と、そんなエクスキューズも同時に浮かんできて…(笑)

 

1ヵ月に1度ぐらい、トリミングの後ぐらい、世界の女性の共通言語(?)である「カワイイ!」を思いっきり言ってあげることは、親として、同じ女性として、まったく悪いことではない!と。

 

 

日本人は、元来、謙遜ということに美徳を感じているからなのか、あからさまに褒めるということに、少なからずの抵抗感を抱くこともあって…
(特に、私たちの親の世代ぐらいまでは、そういったことが顕著で…)

 

「褒めて伸ばす」がスタンダードになってきた今の世の時代では、そんな前近代的な考え方はマイノリティーになってきたのだとは思いますが…

 

それでも、恋愛や婚活における“駆け引き”といった点で言えば、今も昔も変わることなく、「どこまで褒めていいのだろう?」と、考えてしまうということも往々にしてあるのかと…

 

ここで、それを言ったら、

「この人は勘違いしてしまうのではないだろうか?」
「期待してしまうのではないだろうか?」
「自分が優位に立ったような気になってしまうのではないだろうか?」
「覚めてしまうのではないだろうか?」等々、

そういったことが頭をぐるぐると駆け巡り、褒めることができない、むしろその逆を言ってしまうことさえある…ということも。

 

でも、もし、そんな状況に陥ったとしたら…

 

その時は、そんな“邪念”は、一切合切、全て捨てて、ただ単に、むしろ、オーバーになって構わないので、お相手を誉めてあげて下さい。

 

どう思われようが、少々、勘違いされようが、期待されようが、全然気にする必要はありません。

 

褒められて嫌な気持ちになる人はいませんし、その婚活自体が、悪い方向に進む可能性は、間違いなく低くなるはずです。

 

そして、人を褒めてあげるということは、実は、自分自身が気持ち良くなれることでもあります。

 

「褒めること」

婚活にとって、マインドを保つためにも、良い方向に進んで行くためにも、大事なことです。

(たまには、自分のことも、目一杯、褒めてあげて下さいね)

 

 

婚活の潤滑油