婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

結婚相談所の経済学(月ごとに掛かる費用の考察)

 

今回は、結婚相談所で活動する場合の「月ごとに掛かる費用」について説明したいと思います。

 

*「入会時に掛かる費用」については、アップデートしました。
2021年8月29日のブログをご覧ください。

 

 

月ごとに掛かる費用

 

①入会時に掛かる費用
②月ごとに掛かる費用
③成婚時に掛かる費用の中で、

②の月ごとに掛かる費用の割合が高いことは、結婚相談所の経営を安定させるというメリットがあります。

 

*一般的な結婚相談所の費用の総額は40~60万円です。(10カ月の活動で成婚した時)

 

月ごと2

 

入会金や成婚料収入といったものは、毎月「一定」ということはありません。ですが、月会費等に関しては「人数×会費」という計算で、ある程度予測できる「一定」の収入を見込むことができます。

 

月ごとに掛かる費用の割合を高く設定している結婚相談所の特徴としては、紹介できる人数や、カウンセリング回数等でコースを差別化し、そのレベルごとに料金に段差をつけていることが多いです。

 

入会検討中の方の中には、「成婚までにはどのみち40~60万円を払うのだから、いつ払っても一緒」「むしろ入会時や成婚時に一気に払うより分割の方がいい」という考え方をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、認識しておいていただきたいことは、月会費は「ランニングコスト」だということです。

 

仮に2~3ヵ月で成婚出来れば、結婚相談所に支払う総額は低く済みますが、結果的に長期にわたって活動を続けた場合は、その総額は予想外に膨らんでしまう可能性もあります。
(もし成婚に至らなければ、入会時の費用と合わせると相当の金額に感じると思います)

 

ですので、入会前に必ず、自分の「婚活プラン」を良く考えることが大切です。

 

 

 

「コース」の見極めについて

 

「月〇〇人まで紹介します」といったコースなら、その「紹介」という意味は、「実際に会える(お見合いができる)人を紹介してくれるのか?」それとも「単に、お見合いを申し込む“候補”の紹介なのか?」を確認してみて下さい。

 

今は、連盟に加盟している結婚相談所なら、パソコンやスマホからその連盟のシステムに入り、ご自分で、お見合い“候補”を検索し選ぶことができます。

 

ですが、中には、結婚相談所にその“候補”を選んで欲しいという方もいらっしゃいますし、連盟に登録していない、その結婚相談所独自のお相手を紹介してもらいたいという方もいらっしゃいます。

 

そのコース内容は「本当に自分にとって必要か?」「本当に、自分が結婚相談所に望んでいることは何なのか?」を良く考えて選んで下さい。

 

 

「カウンセリングや諸々のサポート」の見極めについて

 

「月〇〇回までカウンセリングできます」といったコースなら、「自分にはそういったカウンセリングがどれくらい必要なのか?」を考えてみて下さい。

 

結婚相談所では、担当カウンセラーとのカウンセリングは、婚活を円滑に進めるためには必須になってくるのも事実です。
ですが、実際には、活動を始めたばかりの時や、真剣交際時、プロポーズ前に、カウンセリングの回数は集中しますが、活動期間中、常時、月に5回も10回もカウンセリングが必要という方は滅多にいらっしゃいません。

 

カウンセリングや、諸々のサポートが、回数制限なく、月会費に含まれている、という結婚相談所(仲人型)も多いので、入会前によく調べてみて下さい。

 

仲人型の結婚相談所では、カウンセリングをする、サポートをするということが「通常業務」です。

(これをしなければ結婚相談所として何の付加価値もありません…)

 

 

*次回、「結婚相談所の経済学(成婚時に掛かる費用の考察)」に続きます→