婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「あの時、断らなければ良かったのかな…」

 

「やっぱり、あの時、交際終了にしなければ良かったのかな…」

 

過去に交際を終了してしまったお相手のことを、ふと思い出して、「あの選択で良かったのだろうか」と、少し悔やむような気持ちになってしまう…。

そうした心の揺れ、苦しさを打ち明けられることがあります。

 

そのお気持ちはよく分かります。

特に、今特定のお相手がいない時期や、お見合いの予定がなかなか入らない時、申し込みが通りにくい時など、不安な気持ちが募ってしまうのではないでしょうか….?

 

そんな時、ふと「前に自分に好意を示してくれた、あの人を受け入れておけばよかったのかも…」と考えてしまうことは、とても自然なことです。

 

でも、ちょっと立ち止まって、思い返してみてください。

 

あの時、お相手が積極的な姿勢を見せてくれたとき、あなたは素直に「嬉しい」と感じられたでしょうか?

もし、どこか心が動かず、逆に「どうしよう」「何だか無理かも…」と困惑してしまったのだとしたら、その感覚は、あなたの正直な気持ちだったのだと思います。

 

人を好きになる気持ちは、頭で考えてもどうにもならないものです。

「この人、条件は良いし、好意も持ってくれているし…」と頭で思っても、心がついてこないのであれば、無理に好きになるのはとても難しいことです。

 

そして、好きになれなかったお相手と、無理に関係を続けようとすることは、実はその方にとっても誠実な対応とは言えないかもしれません。

 

あなたが交際を終了したあの時の判断は、「好きになれなかった」という気持ちに正直になった、誠実な選択だったのだと思います。

 

もちろん、「好きになれなかった」ことへの後ろめたさや、申し訳なさのような感情があるのも、よく分かります。

でも、それは仕方のないことなんです。誰にも責められることではありません。

 

だから、自分自身を責めすぎないでください。

 

大切なのは、「好きになれなかった自分」を否定せず、受け止めてあげることではないかと思います。

そして、過去ではなく、「これから好きになれる人」と出会うことに、目を向けていくことです。

 

 

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