「あの時、断らなければ良かったのかな…」
「やっぱり、あの時、交際終了にしなければ良かったのかな…」
過去に交際を終了してしまったお相手のことを、ふと思い出して、「あの選択で良かったのだろうか」と、少し悔やむような気持ちになってしまう…。
そうした心の揺れ、苦しさを打ち明けられることがあります。
そのお気持ちはよく分かります。
特に、今特定のお相手がいない時期や、お見合いの予定がなかなか入らない時、申し込みが通りにくい時など、不安な気持ちが募ってしまうのではないでしょうか….?
そんな時、ふと「前に自分に好意を示してくれた、あの人を受け入れておけばよかったのかも…」と考えてしまうことは、とても自然なことです。
でも、ちょっと立ち止まって、思い返してみてください。
あの時、お相手が積極的な姿勢を見せてくれたとき、あなたは素直に「嬉しい」と感じられたでしょうか?
もし、どこか心が動かず、逆に「どうしよう」「何だか無理かも…」と困惑してしまったのだとしたら、その感覚は、あなたの正直な気持ちだったのだと思います。
人を好きになる気持ちは、頭で考えてもどうにもならないものです。
「この人、条件は良いし、好意も持ってくれているし…」と頭で思っても、心がついてこないのであれば、無理に好きになるのはとても難しいことです。
そして、好きになれなかったお相手と、無理に関係を続けようとすることは、実はその方にとっても誠実な対応とは言えないかもしれません。
あなたが交際を終了したあの時の判断は、「好きになれなかった」という気持ちに正直になった、誠実な選択だったのだと思います。
もちろん、「好きになれなかった」ことへの後ろめたさや、申し訳なさのような感情があるのも、よく分かります。
でも、それは仕方のないことなんです。誰にも責められることではありません。
だから、自分自身を責めすぎないでください。
大切なのは、「好きになれなかった自分」を否定せず、受け止めてあげることではないかと思います。
そして、過去ではなく、「これから好きになれる人」と出会うことに、目を向けていくことです。
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