好きだから結婚する / 結婚したいから好きになる
「好きだから結婚する」というのは、自然なことです。
でも、「結婚したいから好きになる」と言われると、不自然です。
なんだか“違和感”を抱きます。
「結婚する」「一緒に暮らす」「家族になる」「生涯を共にする」というのは「好き」ということが大前提にあってできることです。
結婚相談所というところは、いわゆる「お見合い結婚」です。
それまで、見たことも、聞いたことも無い、全く知らない人同士が、突然会って「結婚の可能性」を探り合います。
その時点では「結婚したいと思える相手かどうか？」ということが、判断の大きな基準になります。
もちろん、その中には、「好きになれるかどうか？」という要素も含まれてはいますが、感覚的には、それは、そんなに大きなものではありません。
あくまでも、総合的に、「結婚したいと思える相手かどうか？」が、その判断のマジョリティーです。
なので…
お見合い結婚（＝結婚相談所）に対して、なんだか“違和感”を抱く方もいらっしゃるのかもしれません。
ですが…
「好き」といった感情は、「連続的なもの」で、それが積もり積もって、溢れだしたときに「結婚」に至るものと、感じるのかもしれませんが…
必ずしもそうではないという気もします。
「好き」といった感情は、続いている時は、続いているけど、時には途切れることもある「断続的なもの」でもあって…
なので、ある日、ある時、その感情が急激に高まって「結婚」に至るということもあるんだと思います。
結婚に至るまでの「好きの変遷」は、そんなに重要ではないのかと。
たとえ最初は、「結婚したいと思える相手かな～？」から始まったとしても、ある日、ある時、「好き」という感情が突然湧いてきて、急激に高まったら「結婚」すればいいんです。（結婚相談所でも、その時間は十分にあります）
本当に大事なことは、結婚してから、その「好き」が、断続的でも構わないので、継続できるかどうかですから。
