婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

婚活を始める時のジレンマ

 

「美しくなりたい!」「カッコよくなりたい!」と思って、美容に励む、運動に励む、体に良い食事をする、紫外線にあたらない、ファッションを研究する、話し方教室に通う等々、そんな「努力を続ける」ということは素晴らしいことです。

 

たとえ、美しく、カッコよくなりたい理由が「モテたい!」ということであっても構いません。

むしろ「モテたい」という意識無くして、そんな努力はなかなか出来ないと思います。

 

でも一方で…

 

そう言い切ってしまうと、誰もが、なんだか空しいような、味気ないような気持ちになってしまうのかと…

 

美しく、カッコよくなりたいと思うのは、「ただ、自分がそうでありたいから…」と、それ以上、それ以下のものは無いというのも、紛れもない純粋な気持ちなのだと思います。

 

人は、結婚適齢期(死語?)になったら「結婚したい!」と思うものだから、そのために、他人を蹴落として、本当の自分以上の自分になって、少しでも良い相手をGetしようとする。

 

と…そんな風に言われてしまったら、たぶんほとんどの人が結婚というものに夢を抱かなくなるでしょうし、結婚に嫌悪感さえ抱いてしまうかもしれません。

 

“婚活のジレンマ”の折り合いの付け方は…

 

「ただ、自分がそうでありたいから…」というだけでいいのだと思います。

 

周りが結婚しているから、
そういう年齢になったから、
世の中ってそういうものだから…と、
そんな、常識だと勝手に思われているようなものに迎合する必要はありません。

 

多少、我が儘なような気はしても、自分を中心に、自分を根本に、「ただ、結婚したいと思ったから…」それが出発点でいいのだと思います。