婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

しつこくして、言い訳して、くよくよして

 

「しつこくしない」「言い訳しない」「くよくよしない」

 

“モテる人”の条件には、そういった「しない」といった要素があると思います。

“モテる人”と聞いて、浮かんでくるイメージは、人それぞれ違うと思いますが、「しつこくて」「言い訳ばかりして」「いつもくよくよしている」といった人を、「素敵!」と思う人は、ほぼいないかと…

 

ですので、婚活中にも「そういった自分でなければいけない!」と、心に固く誓い活動される方もいらっしゃると思います。

 

それは、正しいことですし、婚活を機に「自分を磨く」といった意味でもいいことだと思います。

 

ですが…

一つ間違ってはいけないのは、一から十まで、しつこくしてはいけない、言い訳してはいけない、くよくよしてはいけない、というものでもありません。

 

例えば、結構順調に交際が進んでいて、自分も「いいかも…」と思ってきていたのに、何回目かのデートで、相手の対応が、突然、冷たくなったように感じて…

その場で決定的なことを言われることはなかったけど、家に帰ってきて考えてみると、不安でたまらなくなる…

 

そして、その不安の行き着く先は、「これ以上追いかけたら、嫌われて、終わっちゃう。だから、これ以上追いかけることなく、自分から終わりにしよう…」と。

 

もし、そうであるのなら、

『ばかー!簡単に諦めるな~!根性無し!』と、私は声を大にして言いたいかと…

(上品な言葉でなく、大変スミマセン!…笑)

 

「駆け引き」的なことを、あえて言うつもりもありませんが…

恋愛・婚活はそんな「さら~」っと、したものではありません。

 

そりゃあ、傍から見て、モテる人のイメージは、そんな「さら~」っとした人かもしれませんが、人と人が、「好きだ!」「愛してる!」といった感情をぶつけ合う恋愛・婚活は、もっと、石川さゆりの「天城越え」の世界感のような「ドロドロ」したものです。(かなりドロドロ?しすぎですが…笑)

 

(すみません、ちょっと冷静に戻ります…)

 

ですので、本当に心の底から「交際終了でいい!」と思えるなら、それでも構いません。ですが、未練は残っていて、嫌われる理由も分からないのであれば、そんな潔くなる必要はまったくありません。

 

別にストーカーになれと言っているわけではありません。結婚相談所のルール内で、一度ぐらいは“食い下がってみる”、全力で「しつこくしてみる」「言い訳してみる」「くよくよしてみる」ということがあってもいいのだと思います。