婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

望まないと始まらない

 

自分の年齢が上がると共に、

お相手に求める条件が高くなると共に、

結婚できる可能性は低くなる…と言われるのは、ある意味では正しいのかもしれません。

 

日本人の平均初婚年齢は、男女ともに30歳前後です。

ですので、30歳を過ぎると、同世代の未婚者の絶対人数は減っていくわけですから、普段生活していて、結婚対象となりうる人と出会う“確率”も単純に下がっていきます。

 

年収800万円以上、医者か弁護士、東大、京大、早慶以上、できれば次男…といった、お相手への希望をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、当然、人口に対する、そういった条件の人の割合は少なくなりますので、こちらも同じく出会う“確率”は下がってきます。

(現在の日本の年間出生数90万人を、単純に東大の年間入学者数3千人で割り返すと、その割合は0.33%です。男女関係なくザックリとですが…)

 

婚活マスター(?)や、結婚相談所のカウンセラー(??)が、よく言いがちな…

「そんな高望みしていたら結婚なんてできないわよ!」といったようなことは、ある意味、その“確率”に基づいてのことなのかとも…

 

ただ、私自身は、数学者や統計学者にケンカを売っているわけでも、逆にスピリチュアルな運命論者なわけでもありませんが、結婚を単純に確率だけで語ることは乱暴なことだと思っています。

 

自分の年齢が上がると共に、お相手に求める条件が高くなると共に“確率”は低くなるとは思います。
ですがそれは、あくまでも結果論であって、1%だろうか、0.5%だろうか、0.01%だろうか、初めから、そこに入れるか、入れないかが、決まっていたわけではありません。

 

今の世の中の大抵の人が経験している、受験や、就職だって、無試験で入れたわけではありません。
それなりに倍率があって、それを突破してきているはずです。

 

婚活だって同じです。

最初から、倍率が高いから、“確率”が低いから、と諦めてしまっては、何も始まりません。

 

まずは「望む」。そして、そのために努力をする。

すべて同じです。