季節があることの幸せ
昨日は、成田開港以来最多となる6万人の人が海外へ飛び立ったとのことです。
数日後には、平成から令和に元号が変わるということもあり、今年のゴールデンウィークは、なんだか、盆と正月が同時に来たみたいに、日本列島中が浮かれている感じがします。
ですが、海外駐在員の方たち、イー・マリッジの海外にお住いの会員様たちは、あまり変わることなく、この期間もそれぞれの国で通常通り生活されています。
あたり前といえば、あたり前のことなのですが…
たとえ、日本の会社から派遣されているとはいえ、現地で暮らしている時は「現地カレンダー」で生活しています。
それは、海外駐在員だけでなく、その家族も同じです。
特に1年の中でも、日本独自のゴールデンウィークは、海外に住んでいるほとんどの方が、あまり意識されていないような気がします。
ちょっと、話は変わりますが…
海外で暮らしていると、日本ほど季節というものを感じなくなるような気がします。
特に東南アジアだと、年中暑いので「肌で感じる季節感」というものをほとんど感じなくなります。年中Tシャツに短パンで過ごして、食べるものも季節によって変わることもありません。
雨季や乾季といったものはありますが、日本のように「目に見える景色が変わる」というようなことは、ほとんどありません。
ですので、
「確か、あれは熱くてセミが鳴いていたころのことだった」とか、「あの人と会った時は、寒い日で、午後から雪になった日だった」というように、日本で暮らしていると、できごとを「季節」で覚えていることがあるにですが、東南アジアではそれが、できません。
ですので、ホントに、過去の出来事が、いつのことだったのか?思い出せないことがよくありました。
(私だけだったかもしれませんが…笑)
そういった、意味でも四季のある日本、節目ごとに休日のある日本は、いい国のような気がします。