コンプレックスに向き合って
誰もが、必ず一つや二つは、外見の“コンプレックス”を持っているものです。
「ああ~、もっと、美しく(カッコよく)、生まれてこられればよかったのに…」
目、鼻、口、体形、身長、体重、頭髪、輪郭、肌質 等々…
「そんなの気にしなくて大丈夫だよ」「全然変じゃないよ」と周囲の人たちは言ってくれるかもしれません。
でも…自分の中では「どうしても、許せない!」
そうです「許せない!」、それが“コンプレックス”というものです。
結婚相談所で活動されている人たちも例外ではなく、誰もが少なからずの、そういった“コンプレックス”を持っていらっしゃると思います。
別に、本当に気にする必要は無いと思いますし、“ありのままの自分”でいればいいと思っています。
でも、もし、その“コンプレックス”のせいで「婚活が上手くいかないのでは?」という疑問を抱くようになっているのであれば、
あえて、そのコンプックスを、真正面から受け止める勇気を持ってみてください。
そのコンプレックスを、なんとなくスルーしたり、ぼやかしたりするのではなく、何か逆に強みに変える方法が無いか?を、一生懸命考えてみて下さい。
ぽっちゃりしてるから…、背が低いから…、目がパッチリしてないから…、小顔じゃないから…
それなら、それを、あえて強調し、最大限魅力的に見せる方法を、今までの自分の既成概念を捨てて、考えてみてはどうでしょうか。
なぜ、こんなことを言うかというと…、人には、それぞれ好みがあります。
自分が考えているほど、芸能人やアイドルやモデルのような見た目の人を、誰もが好きとは限らないのです。
テレビや雑誌、ネットで見ているうちは、社会常識的な感覚で、カワイイ、カッコイイ、と認識するのかもしれません。ですが、リアルに同じ空間を共有しなければいけない「結婚」であれば、本当の自分の深層心理の中にある“好み”が優先されます。
ちょっと、分かりづらい説明になってしまいましたが…
要は、一般的なカワイイ、カッコイイを好む人たちは多数派であるかもしれませんが、100%ではないということです。
(これは…分かり易いでしょうか…)
あたり前のことですが、結婚は一人の人としかできません。
どんなにモテでも、一人の人しか選ぶことはできません。
何十人もの人から、お見合いを申し込まれることが、大切なことではありません。
ただ一人の、自分を好きになってくれる人、自分が好きになれる人と出会えることこそが、本当に大切なことなのです。