「好きだけじゃ結婚は無理ですよね」
「好きだけじゃ結婚は無理ですよね」と言われることがあります。
たしかにその通り、と思う方も多いかもしれません。
現実には、生活があります。
お金のことも、仕事のことも、将来のことも考えなければいけません。
ただ、「好きだけじゃ無理」と言い切ってしまうのには、少し引っかかる点もあります。
それは、
「好き」という感情を、とても軽く見ていることです。
一言で「好き」といっても、その中身はさまざまです。
・一緒にいて楽しい
・ドキドキする
・見た目や雰囲気が好み
こういった“感情としての好き”もあれば、
・一緒にいると落ち着く
・無理をしなくていい
・自然体でいられる
という“安心としての好き”もあります。
「好き」には種類があります。
そして結婚に近いのは、後者の「好き」だと思います。
結婚に必要なのは、
「好き」か「現実」かどちらか…ということではないように思います。
・この人と一緒にいたいと思える気持ち
・困ったときに逃げずに向き合える関係
この両方があってはじめて、現実の中で続いていきます。
逆に言えば、
どれだけ条件が整っていても、「この人と一緒にいたい」と思えなければ続きませんし、
どれだけ好きでも、向き合うことを避けてしまうような間柄だと、関係は崩れていきます。
「好きかどうか分からない」
「ドキドキしないから違う気がする」
と悩む方も多くいらっしゃいます。
でもそれは、もしかしたら、“刺激的な好き”を基準にしているのではないでしょうか。
落ち着いた関係の中で感じる安心感は、派手さはない分見落とされがちですが、実は、その穏やかな感覚こそが、長く続く関係の土台になっていくこともあります。
「好きだけでは結婚できない」
この言葉は半分正しく、半分間違っています。
確かに、感情だけでは続きません。
でも同時に、「好き」がなければ始まりません。
大切なのは、
どんな好きなのか、
そしてその関係で、きちんと向き合っていけるのか。
結婚は、条件か感情かを選ぶものではなく、
その両方を含めて“この人と生きていきたい”と思えるかどうかです。
もし今、「好きかどうか分からない」と迷っているなら、
その“好きの種類”を少しだけ見直してみてください。
見えてくるものが、変わってくるかもしれません。
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