婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

結婚するメリットって(?)

 

婚活のご相談で、こんな言葉が出ることがあります。

 

「メリットがなければ結婚できないですよね…?」

「年の差婚って、どんなメリットがありますか?」

 

もちろん、そのお気持ちはよくわかります。

結婚は人生において大きな選択ですから、「自分にとって意味があるのか」「どんな変化があるのか」を考えるのは自然なことです。

 

ただ一方で、ちょっと考えてみてほしいのです。

 

結婚は、本当に「メリット」で選ぶものなのでしょうか?

 

 

はっきり言ってしまうと、この発想のままでは、結婚にはなかなか近づけないように思います。

 

なぜならそれは、“損得で相手を見ている状態”だからです。

 

 

実際に結婚が決まる方ほど、「決め手は何ですか?」と聞かれても、きれいには答えられません。

 

・一緒にいると自然でいられる

・無理をしなくても、ちゃんと大切にされていると感じる

・この人となら、何かあっても向き合えそう

 

そんな感覚はあっても、

 

「年収がいいから」

「条件が揃っているから」

 

そういった“わかりやすい理由”で決めている方は、実は少数です。

 

むしろ、

「理由は説明できないけど、この人と離れたくないと思った」

そんなふうに話される方のほうが、印象に残るくらいです。

 

 

少し厳しい言い方になりますが、

「メリットがあるかどうか」で選んだ相手は、“メリットが感じられなくなった瞬間”に揺らぎます。

 

結婚生活は、想像以上に現実的です。

 

体調を崩すこともあります。

仕事がうまくいかない時期もあります。

家族の問題を、一緒に背負うことになるかもしれません。

 

そんな時に、「この結婚はメリットがあったのか?」と考えてしまう関係は、難しいと思います。

 

でも、

「この人となら一緒に引き受けたい」

そう思える相手であれば、状況がどう変わっても関係は揺らぎにくいのです。

 

 

誤解しないでいただきたいのは、

「メリットで考えること自体が悪い」というわけではありません。

 

ただ、それはあくまで“入口”の考え方です。

 

そこから一歩進んで、

・この人といるときの自分は、無理をしていないか

・ちゃんと向き合い続けられる相手か

・良い時も悪い時も、一緒にいたいと思えるか

 

そんな視点に変わっていった時、結婚は現実的なものになります。

そうやって、“条件”ではなく“関係性”を見るようになります。

 

 

結局のところ、結婚の決め手はとてもシンプルです。

 

「この人と一緒にいたい」

 

それだけです。

 

逆に言えば、そこに迷いがあるうちは、どれだけ条件が揃っていても決めきれません。

 

「メリットが感じられない」と立ち止まっているなら、

それは相手の条件の問題ではなく、

まだ“その人と一緒にいたいと思える段階に来ていない”ということかもしれません。

 

結婚は、損得で選ぶものではありません。

 

誰と、どんな現実も含めて一緒に生きていくのか。

 

その覚悟が自然に持てたとき、はじめてご縁に繋がっていくと思います。

 

 

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