婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

自分を守りたいから、断られる前に終わらせる(?)

 

婚活をしていると、お相手のちょっとした反応から、

「もしかして、自分に好意を持ってくれているのかも」と感じることがあります。

 

その気持ちをきっかけに、

少しずつ相手のことを意識するようになり、気づけば、いつのまにか自分の方が強く惹かれている…。

そんなことも、決して珍しいことではありません。

 

ただ、そうすると、

・連絡の頻度が少し落ちた

・反応が思っていたより淡白に感じる

そんな変化に、とても敏感になってくることがあります。

 

そして、

「もうダメかもしれない」

「傷つく前に、自分から終わらせた方がいい」

そう考えてしまう方もいらっしゃいます。

 

ここで、少しだけ厳しい言い方になるかもしれませんが…。

 

それは本当に、“相手との関係を見た判断” でしょうか。

それとも、“自分が傷つきたくない”という気持ちだけで、結論を急いでしまっている状態でしょうか。

 

まだ相手は何も言っていない。

関係も終わっていない。

 

それにもかかわらず、「もうダメだ」と決めてしまうのは、

少し極端な見切りとも言えます。

 

そしてもうひとつ。

 

「思った通りの反応が返ってこない」

「自分が感じている温度と違う」

 

その違和感を理由に距離を置こうとするとき、

無意識のうちに、“自分にとって心地よい反応をしてくれる人かどうか” という視点だけでお相手を見てしまっていることがあります。

 

でも本来、コミュニケーションとは、思い通りの反応を求めるものではなく、違いをすり合わせていくものです。

 

相手には相手のペースがあり、事情があり、考えがあります。

そこに目を向けずに、自分の不安だけで関係を終わらせてしまうのは、とてももったいないことです。

 

もちろん、無理に続ける必要はありません。

違和感が明確な場合は、距離を置く判断も大切です。

 

ただ、「なんとなく不安だから」という理由だけで可能性を閉じてしまうのは、少し早すぎるかもしれません。

 

そして、もうひとつだけ。

 

もし、このまま関係を続けて、結果としてお断りされることがあったとしても――

 

それは、決して“無駄”ではないと思うのです。

 

自分なりに相手と向き合って、「いいな」と思った気持ちを大切にして、その上で出た結果であれば、

たとえうまくいかなかったとしても、納得のいく経験として、自分の中に残るはずです。

 

むしろ、傷つくことを避けるために何も確かめないまま終わらせてしまう方が、

あとになって引っかかることもあります。

 

恋愛や婚活の中で、まったく傷つかずに進むことは、正直難しいものです。

 

だからこそ、

「傷つかないこと」だけを優先するのではなく、

「ちゃんと向き合ったかどうか」を、ひとつの基準にしてみてもいいのかもしれません。

 

婚活は、“自分の理想通りに動いてくれる人”を見つける場ではなく、

“違う相手とどう関係を築くか”を知る場でもあります。

 

関係を終わらせるのは、いつでもできます。

でも、もう少し踏み込んでみる選択ができるのは、今だけです。

 

ほんの少しだけ勇気を出して、もう一歩、相手に目を向けてみませんか。

 

その一歩が、結果以上に大切なものをあなたに残してくれるかもしれません。

 

 

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