婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

【ご成婚レポート】34歳・海外大学院卒・女性会員様~ギュッと詰まった“恋愛の時間”~

 

2月末に成婚退会された女性会員様が、お相手の方と一緒にご挨拶に来て下さいました。

 

ご本人:34歳・イギリスの大学院卒・IT企業勤務

お相手:37歳・九州大学卒・同じくIT企業勤務。

 

時折、お互いに慈しみ溢れる眼差しで目を合わせては、満面の笑顔で話されているお二人を見て、「本当によかった!」と、私も感無量でした。

 

でも、ここまで来るには、それなりの紆余曲折がありました…。

 

 

 

<10月末にお見合い>

 

共通の趣味が「写真」、そして彼の思ったことを率直に何でも口にする裏表のない性格に魅かれ、交際開始直後から彼女は彼を“好き”になっていました。

 

とても可愛らしい彼女には、ひっきりなしにお見合いのお申込みが届いていたものの、ほとんど受けることはせず、彼との交際に集中。

 

交際は順調に進んでいると思いつつも、「彼がどう思っているか、今ひとつ意思表示をしてくれない」と彼女から相談を受けたこともありました。

 

交際を始めて半月ほど経った頃、彼女は勇気を出して、かなりはっきりと彼にアプローチして、自分の気持ちを伝えました。

 

ですが、彼の気持ちはまだそこまでではなく…。

しかも、過去の交際終了の痛手がまだ残っているということがわかったのでした。

 

 

「恋愛は追いかけちゃダメ」「追いかけた方が負け」と、そんなことを聞くこともありますが…

 

でも彼女は、追いかけました。(ここから本当に頑張りました)

敢えて、その「過去」の部分についても彼と話すようにしました。

 

「前の恋愛の痛手がまだ残っていることはわかったし、私のことはたぶんキープかもしれない(?)けれど、でも、今すぐ答えを出してもらわなきゃいけないわけじゃないし…、しばらくこのまま交際を続けてみて、それから、結論を出せばいいことです」と。

 

そして「好き」な気持ちも、しっかり彼に伝えました。

 

 

それまでは、どちらかというと、彼の前ではちょっとおとなしく、聞き役に回っていたところがあった彼女でした。(もともと聞き上手なタイプでした)

 

でもそれからは、自分自身のこと、自分の思いを率直に伝え、彼の言動に対しても、もし何かひっかかることがあれば「それはどういう意味なの?」、「自分のことをどう思ってくれているの?」と、時には心折れながらも、まさに真正面から向かって行きました。

 

 

<12月半ば>

 

彼の相談所の担当者から「本日のデートで、彼から○○様へ真剣交際のお申し込みをさせて頂いたようです!」「○○様からもご報告は入っていらっしゃいますでしょうか?」と嬉しい連絡が入りました!

 

「おぉ!ついに…!やったぁ~!!」と、喜び勇んで彼女に連絡してみると…。

 

予想外の返事が…。

 

その場で即答せずに「一旦持ち帰ることにしました」とのこと。(え〝?)

 

 

もちろん、真剣交際と言われたことについては、彼女自身も凄く嬉しかったそうです。

 

「でも、ついこの前まで、私に対して100%な気持ちではなかったことを知っていたし、この真剣交際の申込みが彼の100%のものなのか、少し戸惑ってしまって…、その場で、即答はできなかったんです」ということでした。

 

 

「本当に“私”で良いのか?、妥協ではないのか?、流されていないのか?」と…。

 

 

結婚相談所の婚活というのは、感情ではなく「条件で」「頭で」「割り切って」決める、というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、実際は違います。

 

皆さん、「恋愛して」「好きになって」「この人しかいないと思って」、そして結婚していきます。

 

彼女が「この人と結婚したい!と、心から望む相手じゃないと結婚できない」「お相手にも同じように“私”を望んで欲しい」と思うのは、人の心として当然のことです。

 

 

その直後、仕事の都合もあり、年末から1月末まで、彼女はご実家のある札幌に滞在することになりました。

 

「物理的に会えなくなったことで、ちょっと時間の猶予ができたと思って、少し頭を冷やして、しっかり、ゆっくり考えてみます」と。

 

 

お二人が、本当にお互いを求めているなら、このくらいの時間と距離は乗り越えられるはず、むしろ絆を強くするのでは…と思い、彼の担当者とも相談をして、敢えて、しばらくの間、二人に任せてみることにしました。

 

(担当者としては、どうしても「最近どうなってますか?」と声をかけたくなるところなのですが…。時にはあえて声をかけず静観するタイミングを作るのも、成婚への道として必要だと思っています。担当者も辛抱です。)

 

 

 

<1月半ば>

 

「彼が会いに、札幌へ来てくれました!」と、彼女から報告がありました。

 

そこで、お二人はあらためてお互いの意思を確認し、ついに真剣交際へ…。

 

時間と彼女の思いが、二人の絆を”本物”に醸成させたのだと思います。

 

 

<2月末>

その後は順調に進み、めでたく成婚退会となりました。

 

 

 

振り返ってみれば4ヶ月という交際期間。

 

一般的には短いと感じられるかもしれません。

でも4ヶ月とは思えないほど、ギュッと詰まった“恋愛の時間”でした。

 

 

思っていることを口に出し合って、ぶつかり合って、お互いに傷ついてしまったことも時にはあったと思います。

 

でも、「本当に好きになった人」に対して、誠実に、率直に、あきらめずに、自分の気持ちを伝え続けた。

 

その強さが幸せにたどりつかせたのだと思います。

 

 

 

本当に心からおめでとうございます。

いつまでもお幸せに…!

 

 

他の方の「成婚報告」もぜひご覧ください→

 

イー・マリッジは「高学歴女性の婚活」を全力でサポートさせていただきます

高学歴女性の方へ