“妥協” と “折り合いをつけること” を混同してはいけない
2022年08月20日
“妥協”と“折り合いをつけること”は違います。
“妥協”は、絶対に受け入れられないことを、無理くり・嫌々、受け入れることです。
ですが、“折り合いをつけること”は、「こっちと、そっちだったら、どっちがいい?」と聞かたら、「んっ~、悩ましくはあるけど…、まあ、こっちかな」と最終的には選べる(=受け入れられる)ことです。
ですので、結婚を決めるときに“妥協”は絶対にしてはいけませんが、“折り合いをつけること”は、全く問題ないことです。
ですが、それが「妥協なのか?」「折り合いをつけることなのか?」が、分からなくなることがあります。
特に婚活の場合は、「もっといいのがあるんじゃないか?」といった、儚い理想に捉われて「それは妥協だ!」と思い込んでしまうことが間々あります。
でも、「もっといいのがあるんじゃないか?」と思った時点で、それは“妥協”を図る指標とは既にズレてきています。
「妥協なのかどうなのか?」を図る指標は、「目の前にあるモノを受け入れられるかどうか?」ただそれだけです。
まだ見ぬ、本当に存在するかどうかも分からないモノと比較することではありません。
受け入れられないなら絶対に“妥協”しない。
受け入れられるなら、あとは自分の中で、「どう折り合いをつけるか?」、だけのことです。