甲子園球場の土
つい先日、選抜高校野球大会が無観客ではあっても開催される方向ということを、このブログでも書いていたのですが、残念ながら中止に…
こういった状況ですから、いろいろなことが、仕方が無いのかもしれませんが…
何か、救済措置というか、どうにかして、甲子園で野球をさせてあげることができないか、皆で考えてあげて貰えれば…と、一野球ファンとしては思うばかりです。
この話を夫としていたら、こんな時に不謹慎かもしれないけど…と前置きがあった上で、夫が甲子園の土を踏んだことがある!?という話を始めました。?
(もちろん野球で甲子園に行ったわけではありませんが…)
夫は小学校6年生の時に兵庫県の西宮市に住んでいたことがあり、その時、小連体(小学校連合体育大会)の開会式が甲子園球場であったとのこと。
西宮市の小学生が皆集まって、高校野球さなから、甲子園球場に行進して入場し、開会式を行うそうです。
そしてその開会式が終わった瞬間、無邪気な?子供たちが「甲子園の土!」と叫びながら、グランドの土を必死で体操着のポケットに詰め込んで持ち帰ろうとするそうです。
(夫も当然、その無邪気?な子供の一人だったそうです…笑)
今は、そうなのかは分かりませんが、当時はそういった光景が年中行事だったようで…
その土拾いが始まると、
「土を拾うのは止めなさい!甲子園の土というものは、大変な努力をして、血のにじむような練習を積み重ねて、甲子園出場を果たした高校野球の選手だからこそ価値のあるものです。あなたたちにはありません!」といった内容のアナウンスが流されたそうです。
こんな時ではあるのですが、思わず笑ってしまって…
でも本当に、“ど正論”です。
なんとか、甲子園の土を踏ませてあげたいと、本当に思います。