初めの一歩
2019年05月22日
“途方に暮れた沖縄の高校生 6万円貸した恩人と再会”のニュースが流れています。
感動しました。
人の優しさ、人を信じることの素晴らしさ、そして、このニュースを、ほとんどの人が好意的に受け取っていること。こんな世知が無い世の中なのに、本当は「ハートフル」なことを誰もが求めている。それにも感動しました。
また、高校生の彼が、将来どんな大人になりたいか?と質問され、
「自分も困っている人に声をかけられるような大人になりたい」と言っていたのが、とても印象的でした。
自分だったら、漠然と「困っている人を助けられる大人になりたい」とか、
なんだか勘違いして「困っている人にお金を貸せれる大人になりたい(?)」とか、言ってしまいそうですが…
「困っている人に声をかけられる」という、初めの一歩というか、出来ることから始めるというか…、若者らしい素直で謙虚な言葉。
でもそれが、本当は、最も勇気が必要で、大事なことだと、改めて気付かされました。
人は誰もがいくつになっても将来の夢や目標を持っています。
ですが、思い描いただけの、夢や目標で終わってしまうかどうかは「初めの一歩」を踏み出せるかどうかに、かかってくるのだと思います。
そして、その初めの一歩は、まずは「出来ること」から始めること。
実はそれが、その夢や目標に、最も確実に近づけることのような気がします。
最後に、同じ沖縄出身のおばさんから一言。
お財布を落としたことは仕方が無いけど、親切にお金を貸してくれた人の名前や連絡先はきちんと聞きなさい!もう高校生なんだから(笑)
すみません。沖縄の人のおおらかさ、でもあると思いますが…