婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

不器用でも「やり続けること」

 

「アッコにおまかせ」で、出川哲郎さんが、先日亡くなられた、志村けんさんとの思い出を語られていました。

 

「出川、お前は俺と似ているな」と言われたんです。「お前はリアクションで、俺はコントだけをずっとやり続けている。芸人は不器用でいいんだ、器用になる必要がない。自分の好きなことだけをやり続けたほうがいいと思うから、お前もリアクションをやり続けろ。俺もコントをやり続けるから」、と。

 

実は、他のことをしながら、テレビを付けていただけだったので、初めは、あまりちゃんとは聞いていなかったのですが、その志村さんの言葉には、衝撃を受けました。

 

何かを極めた人の言葉というのは、本当に凄いと、感じさせられました。

 

自分たちの世代は、皆、必ずと言っていいほど、土曜日の夜は「8時だよ!全員集合」を見ていて、荒井注さんの「This is a pen」と言うギャグは、抱腹絶倒で、その大人気だった注さんの後に、志村けんさんが入って来て、子供心に、ドリフにも「若いお兄さんさが入ってきたんだな~」と思ったものでした。

 

ただ、色々と思い返していると、今から半世紀近く前の、まだ、古い古い価値観の時代には、ドリフや、お笑いを、肯定的に捉えない大人もいたような記憶もあります。

 

出川さんも、今では、誰もが慕う、好感度抜群のタレントさんです。

でも数年前までは「抱かれたくない~」とか「嫌いな男~」とか言われることもありました。
(たぶん芸風でそういうイメージだったのだと思います)

 

それでも、志村さんが言われたように「ずっとやり続けたから」、志村さんも出川さんも、これだけ世の中から支持され、リスペクトされるのだと思います。

 

不器用でも「やり続けること」。

 

大事だと、改めて思いました。

 

志村けんさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。