婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

キムタクだからこそ

 

先週から数日間、韓流ドラマ大好きな義母がウチに来ていたのですが、途中「ドラマ禁断症状」(?)がでてきたみたいで(笑)、「眠れる森」のDVDを見てもらうことにしました。

 

もう、20年以上前の、中山美穂、木村拓哉主演の、恋愛ミステリードラマです。

当時、物凄くハマったドラマで、ついDVDまで買ってしまいました。

 

ですが、結局、今までそのDVDを見ることは無く、今回ついに義母に見てもらうことで、日の目をみることになりました。

 

最初は、義母だけにみてもらうつもりでしたが… ついつい、傍で見ていると、懐かしく、面白く、キムタクかっこいい!ミポリン美しい!と、20数年前にタイムスリップ?する感覚で、なんだかんだ、2日間で12話。一緒に、一気に見てしまいました。

(韓流ドラマ好きからすると、それぐらいは普通のペースだそうです。おそるべし77歳!)

 

ちょっと、ストーリーを説明すると、

15年前の一家惨殺事件で生き残った少女(中山美穂)が、なぜか記憶を失ったまま大人になり、恋人(仲村トオル)と結婚しようとしている時に、子どもの頃に貰った差出人不明のラブレターを読み返していると、15年後に故郷の「眠れる森」で待っている、と書いてあり、行ってみると、謎の男(木村拓哉)が待っていて、そこから、一家惨殺の本当の犯人を捜していく、という話です。(ものすごく、ザックリ言いますと…)

 

あらためて見てみると、人間の「闇」や「狂気」が、これでもかっ!という感じで描かれていて、全体的には暗めのトーンなのですが、主題歌の竹内まりや「カムフラージュ」の曲調と、木村拓哉・中山美穂の神々しい!美しさで救われる、ドラマでした。

 

二人が森で初めて出会うシーンは圧巻で、ハンモックに寝ているキムタクが、ホントかっこいい!です。
(以下、キムタクとミポリンとさせていただきます)

 

ただ、ちょっと「ドラマ的」な部分として、初めて会ったその瞬間から、キムタクがミポリンに対して、慣れ慣れしく、高圧的で、「昔から、ずっと、お前のことを見ていたぞ!」「お前のことなら何でも知っているんだぞ!」と、「THEストーカー」という感じで、言い放ちます。

ですが、ミポリンは拒絶しません。たとえ「ストーカー」でも、それが、キムタクなら…、超絶イケメンなら…、平気で、むしろ惹かれていってしまうのか…

 

視聴者も「キムタクなら…」と、なんだか納得してしまっている。むしろ、それすら、かっこいい~と。

 

今だったら速攻、警察に通報されるレベルなのですが…

「眠れる森」が放送されたのは1998年、「ストーカー規制法」が施行されたのが2000年なので、ちょうどストーカーが問題になり始めていた頃のことだったとは思うのですが…

当時は、まだそんなに違和感がなかったのかもしれません。

あえて、ストーカーを彷彿させる制作意図だったとは思いますが…

 

 

「眠れる森」を参考に、現在の結婚相談所での婚活事情を考えてみますと、

 

お見合いと、交際後の1~2回目のデートぐらいまでは、絶対に、馴れ馴れしい話し方をしないほうが賢明です。男女共にです。

また、LINEやメールでのやり取りも同じです。間違っても、以前の彼氏、彼女との「ノリ」のままでは、いけません。

 

お相手のことを、イイと感じていれば、より早く親密になりたい!という気持ちになることも、よく分かります。

ですが、普通は、「馴れ馴れしい」「ちょっと変な人」と、お相手に思われて、即終了ということになってしまいます。

 

私たちはキムタク、お相手はミポリンではありません。

 

 

あれから、20年経ちました。時代も世の中の常識も変わりました。

 

交際 初期段階の会話、LINEやメールは慎重に。