婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「普通」の人と結婚したい。

 

「普通の人でいいんです」

 

お相手への希望をお聞きすると、そう答える方がいらっしゃいます。

 

『普通』・・・とは何でしょうか?

 

モラリスト的な、哲学や道徳の「問い」でもありませんし…

意地悪なつもりで言っている訳ではないのですが…

 

 

ですが、

できれば、お相手への希望を「普通」とは、答えて欲しくないというのが本音です。

 

 

「普通」というのは、人を判断する基準にはなりません

 

性格、考え方、趣味、人間性、見た目、収入、等々、そういった特徴や条件が全て組み合わさって「その人」です。

 

例えば「性格」が、優しい、穏やか、激しい、といった人はいるかもしれませんが、「普通」という人はいません。

 

「私の彼氏、ものすごく“普通”の性格の人」と言う人がいたとしても、その彼氏の性格が、どういう風に「普通」なのかは「その人の基準」でしかありません。

 

 

すみません…しつこく、言いまして…

 

 

ほとんどの方が、ちょっと遠慮する気持ちから、そうおっしゃるのだと思います。

「理想の結婚相手」というものを想像することに抵抗があるのかもしれません。

「慎ましく、謙虚に『普通の幸せ』を願っています。だから『普通の人』でいいんです」と考えていらっしゃるのかもしれません。

 

 

ですが「結婚相手」です。寝食を共にし、苦楽を共にし、生涯を共にする相手です。

 

どんな性格の人なら、心休まるだろう?

どんな考え方なら、尊敬できるだろう?

どんな趣味なら、楽しく暮らせるだろう?

どんな人間性なら、生涯、愛し続けられるだろう?

 

自分の人生が幸せなものになるためには、どんな相手が良いのかを一生懸命考えてみて下さい。

 

 

結婚相談所で婚活を上手にやっていくコツの一つは…

 

お相手に対し、ある程度の具体的な「希望」を持っていることです。

 

その方が、自分の気持ちが“ブレることなく”婚活を進めていくことができます。

 

(「医師」で「年収3千万円」で「顔は福山雅治」で「次男」でetc…といったような、限定的?な希望は、さすがにお相手の選択肢を狭めるだけになってしまいますが…笑)

 

 

そして、そういった「希望のお相手像」を常に持っていることが、婚活を頑張ろう!というモチベーションにも繋がってくるはずです。