婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

夫婦のカタチ #NHKあさイチ

 

昨日、NHKの“あさイチ”で「平成から令和へ 夫婦のカタチ」という特集をやっていて、「事実婚」「週末婚」「専業主夫」という3組の夫婦を紹介していました。

 

私が、特に印象に残ったのは「週末婚」です。

そのご夫婦は、東京に住む夫と、山梨に住む妻が、平日はそれぞれの仕事をして、週末に、交互にお互いの場所を行き来して過ごしていました。

 

今は、色々な夫婦のカタチがあって、一昔前の、結婚したら女性は家庭に入って、家事・育児に専念する、といったような時代ではなくなりました。

 

男性、女性に関係なく、結婚しても「一個人として生きていく」という考え方が浸透しつつあるのだろうと思います。

 

そういった、柔軟な考え方ができれば結婚を「躊躇」する人も少なくなり、もっと結婚をする人が増えるのだろうと、結婚相談所的には期待します。

 

 

そんな「週末婚」とは、ちょっとズレる、かもしれませんが…

 

 

イー・マリッジには海外駐在をされている会員様が多くいらっしゃいます。

また、駐在員の方とのご縁を望まれている会員の方もいらっしゃいます。

 

それは、それで、お互いの希望が「合致」しているので、両者にとって良いことです。

ですが、ちょっと、将来のことについて考えてみることも必要なのかとも思っています。

 

会社にも拠りますが、海外駐在員の方たちのケースで一般的なのは、任期3~4年で帰任し、人によっては、それからまた数年後に赴任という方もいらっしゃいます。通算で海外赴任は2~3回というような方も、多いような気がします。

 

かつて私の夫が勤めていた会社には、「海外のスペシャリスト?」みたいな人がいて、通算20年近く海外駐在をされているような人もいらっしゃったそうです。

 

結婚相談所で、海外駐在員の方が結婚される場合は、事前に、お相手の方も、海外に住むことを望んで(理解されて)いらっしゃいますので、何の問題もありません。

少なくとも今現在は、お互いの希望が「合致」していると言えます。

 

ですが、たとえば、将来「子どもができた時」「新たな夢ができた時」「やりたい仕事ができた時」、今と同じように、一緒に海外で暮らすことを無条件で望むことができるでしょうか?

 

実際に、私が夫の赴任に伴って駐在していた時は、お子様がいらっしゃらない方、お子様が中学生ぐらいまでの方は、家族帯同の方が多かったのですが、お子様が高校生以上になると、ほとんどの方が単身赴任で来てらっしゃいました。

中には、そういった状況でなくても、単身赴任の方もいらっしゃいました。

奥様のお仕事の理由で、帯同することができなかったということでした。

 

 

先のことは先で考えればいい、今、自分がどうしたいか?で決めるべき!という考え方は、私自身は、結婚を決意するにあたっては、間違っていないと思っています。

 

逆に、今は、先のことばかり気にし過ぎて「一歩が踏み出せない」という人が多くなっていることに、個人的には憂慮してもいます。

 

「海外で暮らしてみたい!」というようなきっかけであったとしても「結婚しよう」と考える方が増えることは、とても良いことだと思っています。

 

ですが、将来、何かしらの、今は予測が出来ない事情で「そうできなくなる」ということもあるかもしれません。

 

でも、そんな時がきたとしても、その人を夫(妻)として愛せる、家族として愛せる。

そう確信できる、お相手と出会って欲しいと思っています。

 


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