婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

さくらの季節だけに…

 

不動屋さんで、賃貸アパートやマンションを探したことがある方なら経験があるかもしれませんが、特に引っ越しシーズンなんかは、お店で間取り図を見せてみせてもらっている最中に「すみません、これ契約済みでした…」「良い物件は足が速いので…」といったことを言われたりすることがあります。

 

意図的にそういったことをする不動産屋さんもあり、社会問題になったりもしました。

 

結婚相談所にも、そんな「おとり」「さくら」のようなことがあるんじゃないのか?と、ネットなんかで、いまだに言われることもあります。

 

今日はそのことについて、ちょっと、真面目にお話したいと思います。

 

なぜそんなことを言われることがあるのか?ということを考えてみると、たとえば、結婚相談所の中には、その相談所内だけ、もしくは、いくつかの知り合いの相談所との間だけで、お見合いを組んでいるところもあります。

 

入会説明の時に「ウチの相談所は素晴らしい人たちがいます!」「年収1000万円でイケメンの男性」「スタイルが良く、美人で優しい性格の女性」等々、説明されると「そうなんだ…いいかも…」と思って入会します。

 

ですが、いざ活動を始めると「その人は、ついこの前成婚しちゃったのよ」と言われ、実際に紹介してくれる人は、自分の希望とかけ離れた人ばかり…

 

それが意図的なのかか、そうでないのかは分かりませんが、そういったことが「さくら」と思われる理由の一つかと思います。

 

先に、言っておきます。

入会説明時に「特定の人」と会わせるという約束をすることはできません。イー・マリッジでは、絶対におこないません。

もし、実際にそういった人がいたとしても、入会説明の後、1日か2日したら、その人は、既に誰かと真剣交際になり、お見合いすら申し込めない状態になる可能性もあります。

 

 

イー・マリッジは「連盟」に加盟している結婚相談所です。
(IBJ日本結婚相談所連盟、BIU日本ブライダル連盟に加盟しています)

 

実際には、今は、連盟に加盟している相談所がほとんどです。相当な資本を持つ大手の結婚相談所でなければ、自所内だけで、お見合いを組むということは難しく、当然、成婚率も下がります。

そして、連盟に加盟している結婚相談所の良さは、沢山の会員様の中からお相手を選べる(IBJで約5万人/2019年4月現在)というのはもちろんですが、すべての会員様のデーターが一元管理されて、会員様は全てのデータを見ることができます(オープンになっています)

 

入会説明時に「こんな方がいますよ!」と言われた場合でも、本当にその人がいるかどうかが、システムを見れば一目瞭然で分かります。

 

なので、今の連盟に加盟している結婚相談所で、その相談所の全ての会員様を連盟に登録しているなら「さくら」を使った勧誘ということは不可能です。

 

また、相談所を選ぶ際に大切なことは、入会説明時に遠慮せずに、納得いくまで聞いて、自分の疑問を全て解消することです。決して、断ったら悪いとか、しつこく勧誘されるのでは?と考える必要はありません。

 

もし、何かあったら、消費者センターに連絡してください。