婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

35歳 -結婚と出産-

 

今は、「晩婚化」という言葉が普通に使われています。

 

 

今から約50年前の1970年には、男性26.9歳、女性24.2歳が、平均初婚年齢でした。

 

それが2017年には男性31.1歳、女性29.4歳と、男女とも約5歳ほど結婚する年齢が遅くなってきています。

 

ただ、50年前に比べれば、平均寿命も10歳以上は伸びています。

 

そして、男女問わず、誰もが、見た目も心も、圧倒的に若くなっている?ような気がします。

 

ですが、それだけ寿命が延びて、若返っても、医学的に子供を産める年齢というのは、それほど変わっていないのが事実です。

 

そして、いまだに結婚と出産年齢というのは、切っても切れないものです。

 

AI人工知能が世の中を席巻し、まもなく一般人が普通に月旅行に行けて、平成も終わろうかとしている、そんな時代になっても…

 

平均初婚年齢が30歳前後と言っても、それはあくまでも「平均」に過ぎず、10代で結婚する人もいれば、40代、50代で結婚する人もいます。

 

どの年齢で結婚を意識し、どの年齢で結婚するかは、その人、その人に拠って、違うものですし、自然なことだと思います。

 

 

かつて「マル高」という言葉がありました。高齢出産のことです。

 

 

平成3年にこれは廃止されましが、現在でもWHOでは35歳以上での出産を高齢出産と定義しています。

 

確かに、若い時よりは「リスク」が増えるのは事実ですが、今は40代前半ぐらいまでは普通に出産される方も沢山いらっしゃいます。

 

ですが、それでも、結婚相手を考える時には、35歳という年齢を意識される方はいらっしゃいます。

 

 

私は、今の時代、子供を持つということだけが結婚の意義ではないと思っています。

 

こういった、なんだか先行き不安な時代であるからこそ「分かり合える人と一緒に生きていく」という、シンプルに、ただそれだけのことが、今の時代の本当の結婚の意義であり価値のような気がしています。

 

女性の方で35歳を過ぎてから、婚活を始めるという方は沢山いらっしゃいます。それは決して悪いことではありません。むしろ「よくぞその気になった!」と称えたくなるほど素晴らしいことです。

 

ですが「出産年齢」という点については、少しだけ心に留めておいて下さい。

 

 

そして、それは女性だけでなく、同年齢以上の男性も「出産年齢」ということに向き合って欲しいと思っています。

 

 

40代・50代になっても、20代の女性との結婚を希望されている男性の方はいらっしゃいますし、その希望通りに結婚される方もいらっしゃいます。

 

ですが、男性自身も35歳を超えて婚活をされるのであれば、ご自身のお相手候補となる女性の年齢のことも考えて「子供を持てないかもしれない結婚」ということを、少し想像してみて下さい。

 

子孫を残したいというのは人としての本能です。あたりまえのことです。

 

ですが、35歳という、そういった年齢になったのだという事実を、男女問わず、客観的に見つめて、考えてもらえればと思います。

 

 

 


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