婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

医学部受験

 

今、姪が医師を目指し医学部受験にチャレンジしています。

 

私なんかにとっては、“医学部”を目指すなんて、想像も出来ない世界です…

ですが、昨今「医学部不正入試問題」の報道をよく耳にすることもあり、“医学部受験”という、ある意味「特殊な世界」を少し垣間見る機会があります。

 

ここ数年は、空前の医学部ブームだそうで、一昔前だったら、そんなに難しくなかった大学でも、東大、京大に匹敵するぐらいのレベルでなければ入れないのだとか…。

また、何年も浪人するのがあたり前の世界なのだとか…。

 

姪のことを伝え聞く限り、青春を医学部受験に捧げている…、まだ10代の女の子なのに…(きっと他の受験生も同じなのでしょうけど)、なんだか、切ない気持ちにもなりますが、なんとか頑張って、夢を叶えてもらいたいと心から思います。

でも、万が一、仮に、その夢が叶わなかったとしても(まだ受験の真最中なので縁起でもないですが…)その時は、胸を張って、元気に、新たな夢を持って欲しいと、切に願っています。

 

 

結婚も人生の夢の一つで、誰しも子供の頃から、ずっと、思い続けているものです。

 

受験と結婚は、どちらがどうと、比べられるものでは無いですが…

ですが、きっと、どちらも、幸せになるための「入り口」は一つではないのではと…思います。

 

もし医師になれなかったとしても、他にも「人を助けられる仕事」「人から感謝される仕事」「自分が心から満足できる仕事」は必ずあるはずです。

もしかしたら、医師の仕事よりも、もっとそう実感できる仕事があるような気もします。

 

 

たぶん、結婚も同じで、「こんな条件」「こんな容姿」「こんな性格」の相手と出会いたい!と、明確な希望を持っていたとしても、それが必ず自分の思い描く幸せな人生に繋がっていくかどうかは、誰にも分かりません。

 

希望や理想を持つことは素晴らしいことです。

ですが、その幸せに繋がる「入口」は一つだけではないはずです。

 

ちょっと、自分が、思い描いていた「入り口」でなかったとしても、

その先には、

今思い描いている“未来”よりも、もっと素晴らしい“未来”が待っているかもしれません。